起業と労働者

学生のときに習得したものを使って、あるいは、就職して身に付いたものを使って、起業する人は、全体から見た割合は少ないとしても、ある程度いる。

私は、そんな気にならなかったが、仮にそうしていたら、どうなっただろう?
文学部なので、日本や海外の小説がベースになる。小説は、人間の心や境遇が源だと思うから、プラスで心理学を学んだりする。そして、人はこういう心理で動くというのをまとめて、具体的な例を示すために、小説を引用する。
楽しいだろうなと思うけど、ニーズと掛け合わせて、行き着くところは、営業セミナーみたいになってしまうのだろうか。
やっぱり、ピンと来ない。

ちなみに、日本がアメリカと比較して、起業する人が少ないのは、起業する環境に恵まれていないからというよりも、サラリーマンでいる環境がアメリカなどと比べて恵まれているからだと思う(厚生年金、解雇制限、銀行の融資基準など)。だから、サラリーマンでいることを選択する人が多い。

でも、それは日本の独自性で、プラスに転じるように生かすべきところだと感じるから、サラリーマンの待遇をアメリカ等のレベルにまで下げようという発想には、ならないで欲しい。日本人のサラリーマンとしての勤勉な性質も生かしながら、新しく出来た会社を大きくするようなイメージで進みたい。



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