岸田総理が2025年春の万博開催「予定通り」自ら主導する方針表明へ
なかなか思い通りに進まず、国際的な絡みもある課題を政府主導で進めるのは、良い事だと思う。ただ、記事の中の次の表現が気になった。
「こうしたなか岸田総理は、週内にも関係閣僚らを総理官邸に集めて、政府として総力を挙げて準備を進めるよう指示し、予定通りの開催に向けて総理自らが責任を持って進めることを表明する方針です。」
100%の成功に向けて主導して進めて行くのは、もちろんなのだが、そもそも難しい状態になっている状態なので、今は例えば、政府が何もしなければ50%の成功、政府が入ることで50%→80%の成功に持っていけるのが精いっぱいの状況かもしれない。
そして、その通りに80%成功した後に、100%成功しなかったのは、総理の責任なので、席にとって辞任してくださいとかいう話になったら、無駄なやり取りだろうと思う。
それを回避するために、ここまでは責任を持つが、ここまでは持たないと細分化して、責任分界点を決めるのも無駄だ。そんな検討をするために労力や時間を割くくらいなら、成功に向けて取り組んだ方が良い。
そもそも、責任という言葉が散乱するのが、生きにくくしている気がする。
故意に、他の人の利益を害することをした場合には、個人が責任を負うことにしないと、不公平だが、故意以外は、個人ではなく、組織が責任をもつという風な風潮にしたい。
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