仕事重視とプライベート重視

小さい頃、アメリカでは決められた時間以外は、一切仕事しないと聞いたことがある。

バスが、目的地に着いていないのに、終業時刻が来たからと、運転手がバスを降りて去っていったエピソードを聞いた。

残されたお客さんはどうなるだろうとか、日本人は働きすぎなのだとか、思った。

アメリカでは、労働を最小限にして、自分や家族のプライベートの時間を大切にしているのだと思った。


少し大きくなり、仕事が好きで、24時間働いているアメリカ人も実際にいることを知った。

同じアメリカ人でも、色んな人がいるのだと思った。


日本の働き方でも、仕事をしたい人と、プライベートの時間を大切にしたい人のどちらも尊重されるようになってほしい。


今の風潮としては、企業はプライベートの時間を大切にしたい人は、基本的に採用面接から落とす。

入社した後も、家庭の事情があるとか、一般的に仕方ないと認められる事情でしか、プライベートの時間を大切にする働き方は許されにくい。

そんな気がする。

いつか、会社は、仕事重視枠の人と、プライベート重視枠の人を同数くらい抱えるようにして、正社員の採用面接では、当然のように「仕事重視とプライベート重視のどちらを希望しますか?」と聞かれる。

そんな感じの世の中になっても良いのではないかと思う。

コメント

このブログの人気の投稿

ステマ規制

12時間で咲く桜

独習アセンブラ