ベーシックインカム

AIで人間の仕事の大部分をやってくれるから、いつか人間は働かなくても、月々○○円などのベーシックインカムが貰えて生活できるという考え方がある。
それ以上のお金が欲しければ働けばよいし、そうでなければ、働かなくても良い。

そんな時代が来るのは、現実的に想像が難しいが、そんな時代は必ず来ると、一目置いている人が言ったので、少し気になった。

日本維新の会や、もう1つどこかが、真剣にいま検討しているらしい。
さっと見た感じでは、生活保護のお金が増大していることから、そういう発想に行っているような気がした。
財源はどうしようかと書いてあった。
そこが一番重要だと思う。

そもそも、私はお金の仕組みがよく分かっていない。
単純に考えると、日本銀行がお金をいっぱい刷れば良いのではと思う。
でも、それをすると、お金の価値が下がり、インフレになるだろう。
缶ジュースが千円くらいになり、お金がいっぱいあっても生活レベルは変わらず、意味が無い事になる。

話はそれるが、日本の借金は一人あたり一千万円近いと聞く。
どこからお金を借りているのだろうか。おそらく外国だと思う。
よく分かっていないから言えるのだが、お金の価値が下がらない程度に、少しずつお金を余分に刷って、少しづつ余分に返していけば良いのでは?と思ってしまう。
今は、超円安になっているから、適切な時期ではないと思うが。

AIは、会話もできるし、文章も作れるだろう。
ロボットを使って、モノを動かしたり出来るし、お風呂にお湯も溜められる。
本当に何もかも自動化できるかな・・・。

総理大臣の仕事は、自動化できないだろう。誰か人間がやるはずだ。
物流も、自動運転技術を使って、実現できるかもしれない。
けれど、例えばもし、不具合が起こって、食料を運んできた車が、コンビニのドアに衝突したらどうなるだろうか?
割れたガラスも、自動的に処理してくれるだろうか。
不具合の原因を突き止めて、自動的に修復してくれるだろうか。
そんな未来のイメージは、なかなか描けない。

もし、こういったAIによる自動化なくして、ベーシックインカムを導入したら、どうなるだろうか?
国の立場から見たら、必ず大金の支出は毎月発生するわけで、それに見合う収入を得られるだろうか?
仮に得られるとしても、医療費が上がるとか、生活に必須の他のところに影響が行かないだろうか。
今のところ、うまくいく姿が全くイメージできない。

スウェーデンは、税金は高いけれど、福祉の質がとても良いと聞いたことがある。
医療費とか、公共のサービスは無料と言っていた。
収入は、どうしているだろう。森林が多いから、安定しているのだろうか。
ベーシックインカムではないけれど、なにか参考になりそうなので、この国のことを少し知りたくなった。

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